【シーリング施工の展開】

1、調査診断と施工

事前調査と劣化診断

シーリング防水の部位は、紫外線や温度変化、挙動などによって次第に劣化していくことが避けられません。特にシーリング目地は、挙動による幅、深さなどの変化を考慮し、さらにシーリング材の材質や性能を考慮してその種類を選定する必要があります。しかもシーリング目地は、シーリング材の材質や目地形状によって外観の汚れの原因になることもあります。

特にシーリング防水材の補修・改修では、「事前調査」や「劣化診断」が重要となります。

事前調査

シーリング防水改修工事での事前調査は、全体点検の結果、何らかの不具合が生じている箇所を中心に行なわれます。調査対象建造物の建設時の保管設計図書から施工計画書などはもちろん、過去の修繕経歴などまで調査する必要があります。

もちろん、こうした調査には建築士から建築施工管理技士、シーリング管理士、シーリング技術管理士、ビルディングドクターなどまでの各種資格者が必要です。こうした資格者の養成にも努めていることはもちろんです。

シーリング施工の実際

項目 作業手順 施工画像
1.施工準備
  • 施工要領書作成
  • 安全書類作成
2.送り出し教育
  • 安全・品質について作業現場への乗り込み前に、指示・指導を行い、安全・品質の確保に努める
3.下地処理
  • バックアップ材またはボンドブレーカーの装てん
  • マスキングテープ張り
  • プライマーの塗布


4.シーリング材充てん
  • 被着面に十分な圧力がかかり、目地底まで充てんできるように、ノズルの角度と充てん速度を一定に保つ


5.ヘラ仕上げ
  • ヘラ押さえを十分に行い、目地表面を平滑に仕上げます



6.充てん後処理
  • 自主検査
  • 工事完了および使用材報告書の作成
7.作業日報
  • いつ、だれが、どこで、何の材料を使ってどの位置の部分を施工したのか管理している


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